うねる髪とサヨナラして、ストレートヘアにする方法
髪の毛がぐわんぐわんとうねってしまって、うまくまとまらない・・・。
美容室に行った時は調子いいけれど、時間が経つとまたうねってしまう・・・。
このようなお悩みをお持ちの方は、意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。
「女性にとって髪は命」という言葉があるように、綺麗な髪の毛は美を求める女性にとって、かけがえのない財産です。その髪がうまくまとまらないと、ちょっと憂鬱な気分になってしまいますよね。。
そこでこのページでは、髪がうねる原因やその改善法、さらにストレートヘアにする方法についてまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
1.先天性と後天性
髪がうねる原因は、先天性と後天性の2つに分けられます。
先天性は「遺伝」によるものです。つまり「生まれつきクセ毛」だと言う人は、先天性となります。
しかしながら先天性の人の割合は少なく、1割にも達しません。事実、日本人の約92%の人は直毛だと言われています。
これが後天性の原因によって、髪の毛がうねってしまうのです。
2.うねりの大きな原因は「毛穴のゆがみ」
では、もともとは直毛だった日本人が、どうしてクセ毛のように髪がうねってしまうのでしょうか。
その大きな原因は「毛穴の歪み(ゆがみ)」です。
本来であれば、毛穴はきれいな円形をしています。しかし、クセ毛の人の毛穴や毛根を調べてみると、楕円形に歪んでいるケースが多いです。
毛穴が歪んでいると髪の毛が真っ直ぐ成長できずに、伸びるのと同時に歪んでいってしまうのですね。
さらに、その「毛穴の歪み」の原因は、頭皮環境の悪化です。
頭皮も他の部分のお肌と一緒で、コラーゲンの減少や乾燥、栄養バランスの乱れ、生活習慣の悪化などで、状態が悪くなります。
やがては頭皮が固くなり、毛穴が少しずつゆがんでいってしまうのですね。これが髪の毛にも影響を及ぼし、次第にうねってしまいます。
3.頭皮環境をケアすることで、毛穴の歪みも軽減される
毛穴の歪みを治すためには、頭皮環境を整えるためのエイジングケアが必要です。
まず大切なのが、毎日正しい方法でシャンプーすることです。洗浄力が強すぎるシャンプーを選んでしまうと、毛穴の汚れや余分な皮脂だけでなく、頭皮にとって必要な皮脂まで奪い取ってしまう恐れがあります。
これによって皮脂腺が活性化されてしまい、結果的に皮脂量が増えてしまう可能性が出てきます。
石油系や石鹸系のシャンプーは、洗浄力が強いです。適度な強度で髪と頭皮を洗い上げるためには、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
また、毛穴に汚れや余分な皮脂が残っていると、毛穴詰まりの原因になります。このためシャンプーは雑に行わずに、指の腹を使って丁寧に洗っていきましょう。
さらにもう1つ注意しておきたのが、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しです。これも毛穴詰まりの原因になります。
シャンプーやトリートメントは頭皮に残さないように、たっぷりのお湯で洗い流しましょう。
また、頭皮環境を良くするためには、マッサージも有効です。これにより頭皮の血流が良くなり、隅々まで栄養素や酸素が運ばれやすくなります。
首や肩の凝りをほぐしたり、適度な全身運動(ウォーキングや軽いジョギング、水泳など)も、全身の血流改善に役立ちますね。
4.髪へのダメージによって、うねりが悪化することも
髪がうねる原因は、頭皮環境の悪化だけではありません。ダメージヘアも、うねる髪の大きな原因の1つです。
では、どのような場面で髪がダメージを受けてしまうのか。その要因について見ていきましょう。
1.紫外線の影響
紫外線のケアは「お肌」にだけ意識が集中しやすいですが、髪の毛や頭皮は意外と大きな紫外線ダメージを受けています。
そもそも頭皮は髪の毛で守られているので、紫外線を意識していない人も多いと思います。しかし、春から夏にかけての紫外線は、特に強烈です。
私たちが思っている以上に、髪と頭皮がダメージを受けています。
このため紫外線が強い日は帽子をかぶったり、髪の毛用のUVケアスプレーを使ったりして、紫外線から髪と頭皮を守ってあげましょう。
2.ドライヤーの熱
シャンプーをして浴室から出た後は、ドライヤーで髪の毛を乾かさなければなりません。
ここで問題なのが「乾かし方」です。同じ場所にドライヤーをあて続けると、その熱によって髪がダメージを受けてしまうケースがあります。
また、ドライヤーの先を髪に近づけすぎるのも問題です。髪を乾かす時はドライヤーの先と髪の毛の間を、最低でも10センチは離すようにしましょう。
さらに、同じ部分にあて続けるのではなく、根元から毛先に向かって流れるようにドライヤーをかけていきます。こうすることで、髪の広がりを予防できます。
3.タオルドライによる摩擦
タオルで髪の毛の水分を拭き取る時、ゴシゴシと雑に拭いていませんか?
強い力でガシガシと髪を拭いてしまうと、摩擦によって髪が痛んでしまいます。せっかくシャンプーとリンスをした後なのに、これが台無しになってしまいますね。
タオルドライする時は、まずは清潔なタオルで頭をすっぽり覆い、ポンポンと軽く押すようにして水分を吸収させていきます。
また毛先に方はタオルで擦ったりせずに、タオルで包んで水分を吸い取るようにしてドライしていきましょう。
5.毎日のヘアケアによって、ストレートヘアにする方法
髪をストレートヘアにするためには、上記の項目に注意すること、さらに毎日の正しいヘアケアも大切です。
基本的なヘアケアを続けることによって、ストレートヘアに近づけることも可能になります。
1.徹底して髪の保湿ケアを行う
「雨に日になると、髪の毛がうねってしまう!!」
このようなケースって本当に多いですよね。
雨の日に髪がうねる原因は、湿気によって髪の内部に水分が入り込んでしまうからだと言われています。
髪の毛が普段から乾燥している状態だと、天気(湿度)の変化によって、髪の毛にクセが出たり、うなりやすくなるのですね。
しかし、普段からしっかりと髪の保湿ケアを行って髪を潤わせておけば、天気や湿度の影響を受けにくくなります。
天気によって髪がうねりやすくなるという場合は、この保湿ケアの徹底に力を入れてみましょう。
2.頭皮環境を清潔に保つ
髪を健康的に育てるためには、まずは毛根や頭皮を清潔にすることが大切です。余分な皮脂や汚れが毛穴に溜まっていれば、髪の毛は真っ直ぐに生えてくることができません。そればかりか、抜け毛の原因になってしまう危険性もあります。
今ある髪の毛を健やかに成長させるため、そして新しく生えてくる毛を真っ直ぐに伸ばすためには、頭皮環境を清潔に保つことが大切です。
そのためには、毎日のシャンプーを正しい方法で行ったり、時には頭皮マッサージをしたり、健康的な生活習慣を実践することが必要になってきます。
3.しっとり系のシャンプーで髪を洗う
シャンプーには色々なものがありますが、「さっぱり系」と「しっとり系」で分けられているケースも多いです。
さっぱり系は汚れをしっかり落とせる半面、水分や油分の保持に弱いです。しかし、しっとり系は水分や油分を保持しやすく、髪の毛に潤いを残してくれます。
「しっとり系のシャンプーを使うと、髪が少し重く感じる」という方もいらっしゃると思いますが、これは髪の毛の水分が充実しているからなんですね。
その重みによって髪がストレートヘアになりやすくなり、天気による湿度の影響も受けにくくなります。
もし今現在さっぱり系のシャンプーを使っているのであれば、まずはしっとり系のシャンプーに変えてみましょう。そうすれば、髪のうねりを予防し、綺麗なストレートヘアへと改善できるかもしれません。