薄毛・抜け毛を自力で改善するための2大ポイントは、栄養補給と血行促進
自分自身が薄毛だと気付いた時。
あるいは、目に見えて抜け毛が増えてきたことが解かった時。
最初に考えることは、「育毛剤やヘアサロンに頼らずに、何とか自力で改善できないか?」だと思います。
十分にお金に余裕のある人であればすぐに育毛剤やヘアサロンに飛びつくかもしれませんが、格差社会が進む日本では、お金に余裕がある人は一握りです。
住宅ローンや子供の教育費などで、出費がぎりぎりの方も多いはず。そんな時に髪の毛のことで多額のお金をかけるのは、できれば避けたいことですよね。
そこで今回は、薄毛や抜け毛を自力で改善するための、2大ポイントをまとめていこうと思います。
この2つは、薄毛を根本的な部分から治していくために、必要不可欠なものです。身体的な健康にも役立つことなので、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
1.薄毛改善の2大ポイントは「栄養補給」と「血行促進」
薄毛や抜け毛、そしてハゲが進行する大きな原因は、頭皮の毛母細胞の働きが悪くなることです。
その要因の1つが、頭皮の血行が悪くなってしまうこと。頭皮には無数の毛細血管が存在していますが、血行が悪くなれば、毛母細胞まで栄養素が運ばれません。
すると毛母細胞は活動を縮小せざるをなくなり、髪のターンオーバーが短くなって、薄毛になってしまうのですね。
また、いくら頭皮の血行が良くても、髪の成長に必要な栄養素が運ばれてこなかったら意味がありません。
毛母細胞までちゃんと血流が届いているのに、肝心のものが届かない。これもまた、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。
栄養補給と血行促進は、どちらかが欠けてもNGです。両方が機能してこそ、育毛の道を目指すことが可能となります。
2.育毛に欠かせない「栄養補給」のポイント
栄養補給で欠かせないポイントは、髪の生成・成長に必要な栄養素をしっかり摂取しながら、食事の栄養バランスを整えていくことです。
まずは以下の3点を意識して、食事のメニューを考えてみましょう。
1.髪を作る材料となる、良質なタンパク質を摂る。
2.亜鉛をはじめとしたミネラル成分を積極的に摂取する。
3.血行促進の効果が期待できるビタミン類を意識して摂る。
髪の原材料となるのは良質なタンパク質ですが、育毛のためにはミネラルやビタミンも必要です。
タンパク質は大豆食品や卵がおすすめです。卵は生卵でも、調理された卵焼きなどでも構いません。大豆食品は1つだけに集中するのではなく、納豆や豆腐、豆乳、きな粉など、色んな食品で食べた方が良いです。
その他、魚やお肉などからも、良質なタンパク質を摂取できます。大豆食品や卵と上手くローテーションを組んで、頂くようにしたいですね。
続いてミネラルですが、ミネラルは様々な食品に含まれています。特に海藻類や小魚に多く含まれており、具体的には桜海老やうるめいわし、焼き海苔、ワカメ、切干大根などが豊富です。
しかしながら亜鉛は不足しがちなミネラルであり、育毛にとって必要不可欠な栄養素です。多く含まれている食品は、牡蠣、うなぎの蒲焼き、いわしの煮干、タラバガニ、豚レバーなどがあります。普段の食事の中で上手く組み込むことが困難な場合は、サプリメントでの摂取がお薦めです。
また、ビタミン類が豊富な緑黄色野菜も、ミネラル分が豊富です。ほうれん草やブロッコリー、トマト、かぼちゃ、ニンジン、にら、チンゲンサイ、パセリ、モロヘイヤなど、緑黄色野菜も意識してどんどん食べていきましょう。
3.育毛の決め手となる「頭皮の血行促進」のポイント
栄養補給がしっかり実践できるようになったら、今度は頭皮の血行促進も意識していきます。
頭皮の血行を改善するためのポイントは、以下の3つです。
1.適度な運動を心がける。
2.ストレスを溜めない。または発散する。
3.頭皮マッサージをする。
4.十分な睡眠時間をとる。
まず運動ですが、適度に行うことで全身の血行が良くなります。頭の先から足のつま先まで血行が良くなるので、もちろん頭皮の毛細血管にも良い効果をもたらしてくれます。
運動は激しいものではなく、軽く息が切れるくらいの有酸素運動でOKです。ジョギングやウォーキング、水泳、サイクリングなど、無理なく続けられる運動を定期的に行いましょう。
続いてストレスですが、人間はストレスが溜まると毛細血管が収縮してしまいます。長時間に渡ってストレスがかかってしまえば、それだけ血流も悪くなります。
しかしながら、人は誰でも少なからずストレスを受けてしまうものです。このためストレスが溜まっていると感じたり、ちょっと嫌なことがあった時は、好きなことをしてストレスを発散することが大切です。
ストレス発散法は色んなものがありますが、運動もかなり効果的です。血行を良くすることにも役立つので、一石二鳥ですね。
頭皮マッサージは、頭皮に直接刺激を与えることで、血流を良くしていきます。強い力を加えると逆効果になるので、指の腹で頭皮を掴むようにして、やさしくマッサージしましょう。
そして4番目の十分な睡眠ですが、これは朝起きた時の頭皮を少し動かしてみると、納得できると思います。人は朝起きた時の頭皮は、かなりやわらかいです。
一方、夜寝る前の遅い時間や徹夜明けの頭皮は、かなり固くなっています。頭皮が固くなれば、それだけ血行も悪いです。
良質な睡眠は髪を成長させますが、これは「髪が成長する環境を整えている」ことでもあるのですね。
4.まとめ
いかがでしたか?世の中には様々な育毛法がありますが、薄毛や抜け毛を改善するための本当に大切なのは「栄養補給」と「血行促進」です。
この2つをどのくらい掘り下げてちゃんと実行できるかどうかで、数ヵ月後、数年後の髪の状態が変わってきます。
また、これらは薄毛改善や育毛だけでなく、毎日の健康や生活習慣病の予防にも役立つことです。
高血圧症や糖尿病、高脂血症など、加齢と共にリスクが高まる病気の予防にも有効です。
髪だけじゃなく健康長寿においても役立つことを意識していれば、実行する意識も高まってくるはずです。
薄毛や抜け毛を自力で改善し、いつまでも元気で過ごすために。高い意識を持って生活していきたいですね。
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