AGAの押し売りトラブルとは!?その原因や理由、対処法のまとめ
AGAの押し売りトラブルとは、悪質な業者によるAGA治療薬の強引の販売や、高額の治療費を押し付けてくるなどのトラブルを意味しています。
高い効果があると謳って法外な金額の治療薬を売りつけてきたり、AGAを治療するための強引に100万円以上の契約を結ばせたりなど、本当に許せない行為です。
薄毛や抜け毛というデリケートな部分を突いてくるだけに、かなりたちが悪いですよね。
今回は、このAGA押し売りトラブルが増えてきた原因や、悪質な業者の特徴、騙されないためのポイントについてご紹介します。
目次
1.AGA押し売りトラブルが出てきた背景・原因について
今、日本では約1200万人の方々が、薄毛やハゲで悩んでいると言われています。今後は益々高齢化が進みますし、この数字はまだ増え続けると見て良いでしょう。
矢野経済研究所が行った試算では、育毛や薄毛治療に関わる事業者の売上高は、約3420億円にも達するそうです。エステ業界の売上高が4000億円なので、いかに高い数字なのかが解りますね。
また、近年はAGA(男性型脱毛症)の治療ができる時代です。昔は育毛剤や発毛剤の販売がメインでしたが、今はAGA治療を行う医療機関もどんどん増えています。
AGA治療薬の市場は将来的に5,000億円に達するのでは?!という見方もあり、今現在も拡大を続けています。
そして市場が大きくなると、悪質な業者に狙われる危険性も高くなります。
薄毛やハゲの悩みは人に相談しずらく、とてもデリケートなものです。”人の弱みに付け込んで”という言葉もあるように、あの手この手で悪質な業者が罠を張り、だまされてしまう事例も増えています。
市場が大きく拡大している上に、とてもデリケートな分野であること。これはAGA押し売りトラブルが増加している大きな理由だと言えるでしょう。
2.AGA押し売りトラブルを起こす悪い業者の特徴
AGA押し売りトラブルの事例としては、以下のようなケースが挙げられます。
〇”無料カウセリング”という誘い文句で集客。「絶対に生える!」などと自信を持ってアピールし、具体的な説明をせずに数十万~100万円以上の高額な契約を結ばせる。
〇無料相談で訪れたお客様に、無料体験を実施。その後、悪質な「医療ローン契約」の締結へと持っていく。
〇最初に無料診断を行い、必要以上に不安を煽る。「今すぐ治療薬を飲まないと手遅れになります!」と言って、高額な治療薬を売りつけてくる。
これらの悪質業者に共通している特徴は、「入口のハードルを出来るだけ低くし、不安感を煽った上で、高額な契約に結び付けようとすること」です。
すぐに治療を開始した方が良い場合も実際にありますが、治療を受けるかどうかは本人の判断に委ねられます。具体的な治療内容や料金が提示された上で、本人の判断をもとに契約するのが通常の流れです。
悪質業者の荒技に飲み込まれないように、十分に注意したいですね。
また、AGA押し売りトラブルを起こす悪い業者は、以下のような特徴も見られます。
・根拠もなしに「絶対に生えます!」と言い切ってくる。
・ホームページに掲載されている料金と、提示された料金が異なっている。
・電話で詳細を教えてくれずに、まずは来店させようとする。
・特典やメリットをガンガン提示して、その場で契約させようとする。
もし、このような状況に出くわした場合には、できるだけ慎重に見極めましょう。
3.AGA押し売りトラブルに騙されないためのポイント
高額なAGA治療薬を売りつけてくる悪質な業者に騙されないようにするためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
1.AGA治療薬の相場価格を調べておく。
2.医療機関で行われているAGA治療の、適正な費用を予め知っておく。
3.費用や料金面については、追加請求の有無を十分に確認する。
4.ちゃんとした実績があるかどうか、ネット上に悪い噂が出ていないかも、事前にチェックしておく。
5.治療薬や料金が安すぎる場合も、契約内容を十分に注意する。
まず、予めAGA治療薬の値段や診療費を調べておくことは、とても大きな参考になります。これさえ知っておけば、法外な金額を請求されていないか、すぐに判断できるものです。
このため少なくても、AGA治療の相場は予め確認しておきましょう。
4.万が一、AGAの押し売りトラブルに遭遇してしまった時は・・。
AGAの知識を身に付けることである程度は予防できるものですが、それでも悪質な業者が言葉巧みに騙そうとするケースもあると思います。
万が一、そのような悪質な業者に出くわしてしまった場合は、以下の点に注意しましょう。
〇きっぱりと断ること。
〇その場では絶対に契約しないこと
〇話を聞くと弱みに付け込んでくるので、怪しいと判断したらすぐに断ること。
〇相手が強引な場合は「急な出費でお金が無いし、カードも持っていないので無理です。」などと言って、「お金は払えない」ことをアピールすること。
一番良いのは気付いた時点で、きっぱりと断ることです。相手に負けないぐらいの毅然とした態度で、ガツンと断ります。
しかし、はっきりと断るのが苦手な方もいらっしゃると思います。そのような場合は「一度家に帰ってじっくり考えます。」と言って、一旦その場を離れましょう。
そして翌日ぐらいに非通知で電話をし、「いろいろ考えましたが、私には必要ありません。結構です。」とはっきり言いましょう。
5.まとめ
いかがでしょうか。AGA治療や育毛・ヘアケアの市場は年々拡大しており、それと同時に悪質な業者も少しずつ増えています。
言葉を巧みに使い分け、「絶対に生えます!」などの根拠の無い発言をして、何とか私たちの弱みに付け込もうとしてくるのです。
しかしながらAGA治療薬の相場を予め調べておいたり、AGAに対する知識を身に付けておくことで、悪質な業者かどうかも判断しやすくなります。
当サイトではAGAに関する様々な記事を掲載しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね♪