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AGAの主な症状と、原因・要因について

AGA 薄毛治療
AGA
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日本では今現在、約1260万人の方々にAGA(男性型脱毛症)が発症していると言われています。日本人の約10人に1人がAGAだということを示しており、家族や周囲にAGAに人がいても、何ら珍しいことではありません。

AGAは思春期以降の男性に生じる急性の薄毛の症状であり、頭頂部の髪が薄くなって地肌が見えてきたり、額付近から急速に禿げ上がっていきます。

進行が早いという特徴があるため、できるだけ早期に発見し、治療を始めることが重要です。そこでこのページでは、AGAの主な症状や原因・要因についてまとめました。男性はいつ発症するか分からないので、ぜひご一読頂ければ幸いです。

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1.AGAの症状について

AGAの症状は意外と気づきにくいものです。このため日ごろから自分の髪と頭皮の状態に、敏感になることが大切になってきます。

AGAの具体的な症状を上げてみると・・。

1.髪の毛が細くなった

2.抜け毛が多い

3.髪の毛が伸びにくくなった

4.頭皮が脂っぽい

5.髪が明らかに少なくなっている

6.髪のセットがしづらくなった

7.髪の毛が無くなることに、不安を感じてきた

8.地肌が透けて見えるようになった

このうち4番や7番だけの場合はAGAではない可能性もありますが、その他の番号は既にAGAが進行している危険性があります。当てはまる項目が多いほど危険度も高いので、出来るだけ早めにAGA専門医の診察を受けましょう。

 

2.AGAの原因について

男性がAGAになったとき、脱毛した部分の頭皮をチェックすると、多量のDHT(ジヒドロテストステロン)が検出されています。

DHTはテストステロンが還元酵素によって変化した物質であり、男性ホルモンの受容体と結びつきます。これが発毛や育毛を促す毛乳頭細胞にも悪影響を及ぼし、ヘアサイクルを乱します。

そして髪の毛の成長に欠かせない時期である「成長期」が終了したり、短くなってしまったりするのです。こうなると、髪の毛は太く、元気な毛になるまえに抜け落ちてしまいます。

このような髪の毛が多くなると、全体的な薄毛に発展してしまうのですね。

ジヒドロテストステロン(DHT)はAGAの根本的な原因物質であり、胎児期と思春期以降とでは違った働きをします。胎児期は身体的な成長に大きく関与しますが、思春期以降になると、AGAだけでなくニキビや前立腺肥大などの原因になるケースもあるのです。

今現在のAGA治療では、このジヒドロテストステロンをどう抑制していくかが大きなポイントになっています。

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3.ストレスがAGAの原因になることも

AGAの原因は、DHTだけではありません。日常の過剰なストレスによって、男性型脱毛症が発症するケースもあります。

人間は過剰なストレスを抱えていると、ホルモンのバランスや自律神経が崩れてきます。すると血管が過剰に収縮するなどの症状が出て、血行や血流状態が悪くなります。

このような症状は頭皮の毛母細胞にも悪影響を及ぼし、頭皮に栄養素や酸素が十分に運ばれなくなります。このため毛母細胞は髪の毛を成長させることが出来なくなり、薄毛に発展してしまいます。

さらに、ある種のコラーゲン不足を招くのも、ストレスです。このコラーゲンが不足してしまうと毛母幹細胞の分化が進むのですが、分裂の数が抑制されてしまいます。したがって突発的に髪は伸びるかもしれませんが、肝心な毛母幹細胞の数が減ってしまうのです。

そして毛母細胞の数も減少してしまい、髪の毛が伸びにくい状態に陥ります。ストレスは私たちが思っている以上に、薄毛の原因になる可能性があるのですね。

私たちが今生きている社会では、ストレスをゼロにすることは困難です。このため如何にストレスを溜めないようにするか、工夫しながら生活する必要があります。

ストレス解消に役立つこととしては、適度な運動をすること、好きな趣味に打ち込むこと、ぐっすり寝ること、時には体をゆっくり休めること、日頃から人間関係を良好にしておくことなど、様々なものがあります。

また、ストレスの根本的な原因を、可能な限り断ち切っていくことも時には必要です。

 

4.母親の父が薄毛の場合、AGAになる可能性がある

これはあくまでも可能性の話ですが、「母親の父が薄毛の場合、将来薄毛になる」という研究結果も発表されています。

調査を実施したのは、ドイツのボン大学の研究チーム。アメリカの専門誌には、”ハゲの遺伝子”の有力候補として掲載されたそうです。

行われた研究を簡単にまとめると、以下のようになります。

1.40歳以前に薄毛になった男性の家系について、その血液を分析。

2.すると、アンドロゲンという男性ホルモンの受容体遺伝子に、異変が起きていた。

3.この異変によって頭皮におけるアンドロゲンの影響が強まり、髪の毛が薄くなったのではないか。

ただし、研究チームは「他にもハゲの遺伝子が存在すると考えられる」とも語っており、上記のことはあくまでも仮説の1つとしています。

AGAの早期発見に役立つ可能性もあるため、豆知識として覚えておいた方が良いかもしれません。

 

5.AGAを引き起こす要因について

AGAを予防したり、症状の進行を食い止めていくためには、身体と頭皮の健康状態を整えておくことも大切です。

AGAを引き起こす要因としては、以下の項目が挙げられます。

1.栄養バランスの乱れた食生活

2.睡眠不足

3.運動不足

4.過剰なストレス

5.お酒の飲みすぎ

6.喫煙の習慣

既にお気づきのとおり、これらの要因を改善することは、生活習慣病や肥満の予防にも大きく役立つものです。

日頃から健康意識を高め、実践することが、AGAの予防にもつながります。自分自身の将来にとって大切なことなので、可能な限りの改善を目指していきたいですね。

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