AGA(男性型脱毛症)の3つの進行パターンについて
AGA(男性型脱毛症)は、”どの部分から薄くなるか”によって3つの進行パターンに大別できます。
その3つとは、額の両サイドから進行するM字型、頂頭部から進行するO字型、額の中央部分から進行するA字型(またはU字型)です。
今回はそれぞれの進行パターンについて、具体的に見ていきましょう。
いずれの進行パターンでも大切なのは、早期発見と早期治療です。自分の髪と頭皮の兆候を見逃さずに、定期的にチェックしていきましょう。
1.M字型の進行パターン
額の生え際の両サイド(こめかみの上部)から次第に薄毛が後退し、アルファベットのM字のような形になる進行パターンです。
欧米人に多いタイプと言われており、ハリウッド俳優のジュード・ロウや、ダイ・ハードの頃のブルース・ウィリスなどがこのM字型に該当します。
日本の有名人でも、所ジョージさんやサッカー選手の岡崎慎司さんなどが当てはまると思います。
M字型のAGAで気をつけたいのが、O字型との併発です。いつの間にか頭頂部も薄毛が進行してしまい、結果的に後頭部と側頭部しか髪の毛が残らない場合もあります。
M字に気付いたら、同時にO字の方もチェックしていきましょう。
2.O字型の進行パターン
頭頂部(つむじ付近)を中心にして、アルファベットの「O」文字のようにAGAが進行するパターンです。
鏡を見ても解かりにくく、人から指摘されて初めて気付くケースも少なくありません。
薄毛は円を描くようにしてどんどん広がっていきます。このため出来るだけ早い段階で気付き、治療を始めることが重要です。
O字型は東洋人に多い進行パターンで、同時にM字型も進んでいくケースがあります。そしてO字とM字が合体し、結局は後頭部と側頭部しか髪の毛が残りません。
3.A字型(U字型)の進行パターン
O型以上に、東洋人に多く見られる進行パターンです。額の生え際の中央付近から薄毛が後退し、アルファベットの「A」のような形になります。
やがては頭頂部まで薄毛が進行してしまうので、最終的にはM字やO字と同じように、側頭部と頭頂部に毛が残ります。
前頭部全体の生え際が後退していくため気付きやすいと思われがちですが、少しずつ後退していくため、意外と発見が遅れる危険性があります。
過去に撮った写真と比較するなどして、出来る限り早期に発見することが大切です。
4.進行するスピードについて
A字、O字、M字のいずれの場合でも、進行スピードには個人差があります。2~3ヶ月で急激に進行するパターンもあれば、1~2年ぐらいかけてジワジワと進む場合もあります。
いずれの進行パターンでも、大切なのは「気付いたらすぐに受診すること」です。
AGAは、ほったらかしにしておけば確実に髪が無くなっていきます。だからこそ、早く治療を開始することが何よりも大切なのです。
「気のせいだろ」とか「まだ大丈夫でしょ」という過信は禁物です。
5.まとめ
AGAの進行パターンは3種類に大別できるのですが、行き着く先はみんな一緒です。やがては後頭部と側頭部にだけ髪の毛が残り、頭皮の大部分の髪が無くなってしまいます。
AGAは残酷なことに、自力ではどうしようもありません。髪の毛に良い食品をたくさん食べても、十分に睡眠を取ったとしても、自分では止められないのがAGAです。
何度も言ってしまって恐縮ですが、日々の髪の毛・頭皮の状況をチェックし、早期発見・早期治療につなげることが重要です。
M字型、O字型、A字型のシグナルをいち早く察知し、AGAだと思ったらすぐに専門医を受診しましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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