AGAの抜け毛を予防するためのシャンプーの仕方
AGA(男性型脱毛症)になると、頭皮の皮脂が通常よりも過剰に分泌されやすくなります。
このため、毎日のシャンプーは大切です。余計な皮脂を洗い流し、頭皮環境を清潔に保つことこそが、AGA治療にも役立ってきます。
そこで今回は、AGAの抜け毛を予防するための「正しいシャンプーの仕方」について見ていきましょう!
1.シャンプーはゴールデンタイムの前がお薦め!
まずシャンプーを行う時間帯ですが、できれば”ゴールデンタイム”の前がお薦めです。
ゴールデンタイムとは、お肌の修復や新陳代謝、髪の毛の成長にも良いとされる「夜22時~深夜2時」までの時間帯。この時間に深い睡眠に入ることで、美肌・美髪が促進されると言われています。
このため、できれば夜22時前にはお風呂に入ってシャンプーし、早めに就寝しましょう。
また、シャンプーの回数は皮脂の分泌量によって個人差がありますが、基本は夜1回です。朝シャンプーされている方の場合は、できるだけ軽めに済ませた方が良いでしょう。
2.AGAによる抜け毛を防ぐ!シャンプーの流れ
では、具体的なシャンプーの流れについて見ていきましょう。
1.髪に付着したほこりを落とす。
最初に手で髪を軽くはらい、ほこり等を落とします。
2.シャワーで髪に付いた汚れを落とす。
続いてぬるめのシャワーを頭にかけて、髪に付いた汚れを落としていきます。この時少しシャンプーをつけて軽く洗うと、本洗いの時のシャンプーの乗りが良くなるのでおすすめです。
3.シャンプーする。
シャンプーを500円玉程度の大きさで手の平に出し、両手で泡立てます。これを髪に付け、指で皮脂汚れを揉み出すようなイメージで、丁寧に優しくシャンプーしていきます。
指で強くこすってしまうと、新しく生えてきたばかりの毛(新生毛)が引き抜かれる危険性があります。このため指の腹より少し先の部分を使って、頭皮をマッサージするようにして洗い上げます。
4.すすぐ。
シャワーでシャンプーをきれいに洗い流します。頭皮にシャンプーの泡や液が残ってしまうと、やがて毛穴に詰まって頭皮環境を悪くする危険性があります。
すすぎ残しが無いように、意識してキレイに洗い流すことが大切です。
リンスやコンディショナーを利用する場合は、髪に直接馴染ませるようにして付けていきます。頭皮には付けないように注意しましょう。
5.タオルで拭く。
お風呂から出たら、タオルで頭を包み込むようにして、水気をふき取っていきます。ガシガシ擦ると毛が引き抜かれる危険性があるので、ポンポンと優しく拭き取りましょう。きちんとタオルで拭くことで、ドライヤーの時間が短縮されます。
6.ドライヤーをかける。
髪が濡れていると頭皮に雑菌が繁殖しやすく、髪自体も傷みやすいです。このためタオルドライの後は、ドライヤーで手早く乾かしましょう。
ドライヤーをかける時の注意点は、髪に近づけ過ぎないことです。20センチ以上離して、ドライヤーをかけましょう。近づけ過ぎると熱ダメージによって髪が傷んでしまいます。
また、同じ部分に3秒以上風を当てないようにすることも大切です。髪がだいたい乾いてきたら、最後は冷風に切り替えて仕上げましょう。
頭皮は汗をかくと、皮脂と混ざって皮脂膜を形成します。この皮脂膜があると汚れが溜まりやすくなり、かゆみやフケが出るだけでなく、抜け毛が増える要因にもなります。
毎晩正しい方法でシャンプーし、頭皮環境をきれいにリセットしていきましょう!
3.育毛系のシャンプーを、使うべきかどうか
AGAは進行型の脱毛症であり、”髪に良いことであれば、何でもトライしてみたい!”という気持ちになると思います。
そんな時に思い浮かぶのが「育毛系のシャンプー」です。スカルプDなど、今は育毛を目的としたシャンプーも、たくさん発売されています。
このため、良さそうなシャンプーを見かけると衝動的に使ってみたくなりますよね。
しかしながら、AGAの根本的な原因は、男性ホルモンの量です。育毛シャンプーを使ったからといって、この男性ホルモンをどうにかできるわけではありません。
ただし、それでも「頭皮環境を良くする、整える」ためには育毛シャンプーが役立ちます。
おすすめなのは、まずはAGA専門医の治療を受けて、その上で頭皮環境を整えるために育毛シャンプーを使うことです。
治療と同時に髪が育つ環境を整えることで、よりスピーディーな回復が期待できます。
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